水道水でコーヒーを淹れる

 水道水には、殺菌の目的で塩素が含まれていますが、この塩素はコーヒーを入れるときに少し悪い影響を与えているようです。

 おいしいコーヒーを淹れるためには塩素を取り除いた法が良いと思います。

 市販の浄水器を使えば、ほとんどの塩素を取り除くことは可能なのですが、水道水を汲み置きしたり、それに炭を入れておくことでも効果があるようです。

 ここでは、汲み置きした水の塩素含有量がなぜ少なくなっているのかを考えてみたいと思います。

 

 塩素が水に溶けると反応して塩酸と次亜塩素酸ができます

  塩素(Cl2) + 水(H2O) → 塩酸(HCl) + 次亜塩素酸(HClO)

 この次亜塩素酸もカルキ臭の原因になっているようです。

 

 次に次亜塩素酸が分解すると塩酸と酸素ができます。

  次亜塩素酸(2HClO)→ 塩酸(2HCl) + 酸素(O2)

 つまり、水に入れた塩素が最終的には塩酸と酸素になっていることが分かります。

 塩素は残留効果が高いので反応にはある程度時間がかかるようですが、この化学反応がすべて完了した水道水には塩素は含まれていないことになります。

 つまり水道水を汲み置きした場合、時間が経つにつれ水中の塩素や次亜塩素酸は少なくなっていきます。

 もし、水道水で浄水器を使わずに美味しくコーヒーを淹れたいのなら、蛇口からでたばかりの水を使わず、汲み置きしてから数日間たった水を沸かして使った方が良いはずです。

 また、炭にも塩素(CL2)を除去する効果があるので、汲み置きしている水の中に入れるとさらに効果が上がる思われます。

 ♣その他考察, 研究・考察 —2006 年 6 月 6 日:

3 Responses »


コメント

  1. コーヒーも水の影響をうけるのですか
    飲み物用に 近くのスーパーでやっている イオン水というのを使ってるのですが イオン水というのはどうなのでしょうか?

    コメント by Ume — 2006 年 6 月 16 日 @ 6:52 AM

  2.  天然のアルカリイオン水でコーヒーを淹れるとまろやかになると聞いたことがあります。

     アルカリ性のイオン水は、弱酸性の人間の体と相性が良いようですが、コーヒーも酸性なので、アルカリ性のイオン水でコーヒーを淹れると中和作用がおこるはずです。コーヒー液のH+が中和されるので酸味が和らぎ幾分まろやかになると思います。

     水道水を人工的に電気分解したイオン水もそのような効果はあると思うのですが、実際どうなのでしょうか。
     
     今度、時間があるときに飲み比べをしてみたいと思います。

    ただ、 塩素や不純物が除かれているという点を考えただけでも、普通の水道水をそのまま使うよりは明らかに良いと思います。

    コメント by kanon — 2006 年 6 月 17 日 @ 6:23 PM

  3. お返事 ありがとうございます!

    コメント by Ume — 2006 年 6 月 18 日 @ 7:52 AM

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