信時潔ピアノ全曲集
信時潔は山田耕筰と同時代に生きた作曲家であり、歌曲の作品が多い。
また、彼は、コールユーブンゲンの著者としても有名です。
コールユーブンゲンとは、多くの音楽大学や保育士系の大学などの入試でもよく使われ、音楽家を志すものならば必ずと言っていいほど学習する教則本でです。
しかし、今、信時潔という作曲家について知っている人はどれくらいいるだろうか。ほとんどの人が知らない、名前だけは聞いたことがあるといったものではないでしょうか。そして彼がこんなにもたくさんのピアノ曲を作曲していたということをいったいどれほどの人が知っているのでしょうか。
花岡千春というピアニストは、そのような忘れ去られようとしている作品を積極的に取り上げ、再評価に導いている場合が多いのです。
彼の音には他のピアニストとは異なる独特の色があるように思います。この曲は彼意外に考えられない、このイメージは彼にしか出せないと思わせるものが非常に多いし、誰も演奏しないような曲でも彼が演奏すると生き返ったように表現しはじめるから不思議です。
彼のこのような開拓的な活動は評価が高く、文化庁芸術祭大賞も受賞しています。
一度聞いたら終わりとういうようなCDが多い中、私にとってこの「木の葉集~信時潔ピアノ全曲集」は一年以上聴き続けても全く色あせることなく心にしみいるように心地よいものです。 何度も聴きたくなるような、そして多くの人に聞いてもらいたい名盤といえます。
また、彼の新作のアルバムも近々発売されるようなのでそれも見逃せません。
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