ブラジルとコロンビア
自家焙煎店で最も良く利用されている豆は、ブラジルとコロンビアではないでしょうか。生産量も世界1位と2位です。
両国とも南米の国なのでコーヒーのタイプも同じように思われがちですが、実はずいぶん異なっています。
ブラジル(サントスNo2など)
生豆の状態ではコロンビアに比べて白っぽく、一般に水で洗わない自然乾燥を行っている。サントス港から輸出されるものに等級がつけられ、No2が最も上の等級になる。柔らかめの豆。
コロンビア(スプレモなど)
生豆の状態ではブラジルに比べて緑が濃く、水洗式である。標高の高さで等級がつけられ、一番標高の高いところでとれるスプレモが最上級とされる。硬めの豆。
決定的な違いは、収穫した生豆をそのまま自然乾燥するか、水で洗ってから乾燥させるかというところです。自然乾燥した豆は柔らかいものですが、水洗式のものは硬めの豆になります。これによって焙煎の仕方も大分変わってきます。
ブラジルもコロンビアも全く同じように焙煎していたらコロンビアは渋みが強くなってしまうでしょう。水分が多く硬めのコロンビアは、水分を抜く時間をじっくりとるなどの工夫が必要なのに対し、ブラジルを焙煎するときはコロンビアのように時間をかける必要はないのです。
ブラジルとコロンビアを例にあげてみましたが、豆の種類によって焙煎方法がずいぶん違ってくるのです。それを考えると生豆の状態でブレンドしてから焙煎するというのはどういうものでしょう。
それぞれの豆の特徴を理解し、十分にうまみを引き出す焙煎をすることが大切なはずです。
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